コロナ給付金が人をダメにする?




タブレットを無事設置することができて次はパソコンっと、電源を入れ、パスワード入力でいつもの画面。しばらく使っていなかったので未読メールの整理をしないと思っていつものメールソフトを立ち上げたものの、あれ?ネットに繋がらない。

何故かWiFiに接続できていないようだ。スマホで調べた解決法をいろいろ試したり、メーカーのサポートに連絡したりしたけれどもどれもダメ。それではとフリーWiFiが使える近くのコンビニにパソコンを持ち込んだりしたもののそれでもダメ。パソコンを初期化して再設定するか、それとも新しいパソコンを購入するかのどちらかしかない模様。

使用していたWindowsのバージョンのサポートも終わるようなので、思い切って新しいパソコンを購入することに決めた。将来、ベッドにアームで固定して寝ながら操作ができるようにとタブレット型かディスプレイ部分が分離できる2in1タイプのものを探して、最終的にASUSの安い2in1タイプのにした。

趣味でやっている音楽や動画の編集なんかはWiFiに繋がっていなくてもできるのでそのまま旧機で、ネットショッピングや銀行のオンライン取引は新機でと使い分けていた。それが一年前のこと。

最近は動画編集などの時間のかかる作業を机の前に座って続けるのが少し辛くなり始めてきた。普通の人は負荷をかけた運動で筋肉細胞が壊されてもより強い筋肉に再生されるのだが、筋ジス患者の場合は筋肉疲労で筋肉細胞が損傷してしまうと再生されにくく、萎縮が進んでしまうと考えられている。

これ以上体に負担をかけないためにベッドに寝たままでもパソコンを操作できるようなアームスタンドを使うことも考えないといけない時期かもしれない。先月、年に一度の経過観察入院の際にも作業療法士の先生ともそんな話をしてワイヤレスのトラックボールやリングマウスを試用させてもらった。

しかし、それをしてしまうとますますベッドで過ごす時間が増えて、動かなくなることで筋肉が痩せたり、関節の拘縮が進んでしまうのではというジレンマもある。それにベッドに取り付けるタイプのアームスタンドは人をグータラにしてしまうことから『ダメ人間製造装置』とも呼ばれているらしい。でもまあ10万円の臨時収入もあったし、楽したいし、付けてしまうんだろうなぁ。コロナ給付金でまた一人ダメ人間ができあがりそうだ。


【アフィリエイト広告】