ホームに入居して一年を過ぎたというのにまだ部屋には片付いていない段ボールがあり、実家には引っ越しで運びきれなかった荷物も残っている。
その大半が趣味で集めた文房具やカメラ関連機材。ほんの一瞬だったけどアフィリエイトで濡れ手に粟の不労所得が転がり込んできた時期があり、調子に乗って楽天やヤフオクで買い漁ってしまった。なので、一つ一つに思い入れがあってどうしても手放せないなどということはなくて、もし気に入って使ってもらえるのなら、そういった人に譲りたいというかできれば買ってもらいたいと思っていた。
これまでは使わなくなったアイテムはヤフオクに出品していたけれどもたまにしか使わないのでYahooプライム利用料がネックだった。それに、最近はヤフオクよりもメルカリの方が売れやすいらしいし、利用料もかからないのでそっちに出品することにした。終活の一環としてコレクション整理にメルカリを利用する高齢者も増えているらしい。
まず、一つ二つ安いものを購入してシステムを理解した後、いよいよ出品。最初なので取り敢えず売れそうなものをいくつか選び、販売価格は安めに設定した。出品後、次々と『いいね!』はもらえたものの一向に購入されない。『いいね!』は“欲しい”ではなくて、“もうちょっと値段下げて”の意味だと分かったのはしばらくしてから。それでもちょこちょこ売れて、「良かった」の評価も増えてきたのでいよいよ本格的に出品しようかと思っていたときにちょっとしたアクシデントが!システム手帳の購入者からこんな評価コメントをもらってしまった。
とは言っても、今さら人の減ったヤフオクに戻るわけにもいかず、新たにアカウントを取り直すのも面倒くさいので、スネに傷持つアカウントで今も少しづつ出品を続けている。それにしてもなかなか売れない。ダンボールが片付くのはまだだいぶ先になりそうだ。