春なのに‥コロナのせいで




今年は二月三月が異常に暖かく、桜の開花も早くて入学式の頃には散ってしまってるんじゃないかと言われていたけれど、蓋を開けてみれば開花は例年よりも少し早かったくらいで、その後も雨や強風で散ってしまうこともなく、満開の桜を楽しめる期間も長かったはずなのに、何もかもがコロナのせいでもうめちゃくちゃ。

新型コロナの感染拡大が心配されるようになってからホームでの生活がどのように変わったか、変わっていないことも含めて書いていきます。

まずは外からの人の出入りが制限されるようになったこと。エントランスには以前から消毒液が置かれていたもののあまり使う人はいなかった。これがコロナ後は入館の際には必ず消毒液で手指の消毒をしてもらうようになり、非接触タイプの体温計での体温測定も決まりとなった。それに不要不急の外出は自粛するようにという要請が相まって入居者の家族さんの面会もめっきりと減り、家族さんの差し入れなども入り口の事務所に預けて会わずに帰るといったこともあるようだ。

さらに、先月からは入居者のデイサービスの利用も中止されている。デイサービスには各所のホームから利用者が集まるので、そこがクラスター化すると連鎖反応的に地域のホームに感染が拡大する可能性があるので致し方ないとしても、単調なホーム生活でデイサービスを楽しみにしている入居者も多いので長期にわたっての中止となれば、それはそれでストレスの要因になるのではという気がする。

入居者だけでなく、いやそれ以上にコロナの影響を受けているのがホームで働くスタッフの人たちだ。スタッフの中には小学生以下のお子さんのいる人も多い。学校が休校となって昼間お子さんの面倒を見てもらえる人が見つからなければ休まざるを得ず、その分出勤しているスタッフの負担が増すことになってしまう。ただでさえ人手不足なのに本当にギリギリで持ち堪えている状態だ。

とはいえ、入居者に影響が出ないように頑張ってくれているスタッフの皆さんのおかげでホーム内での日々の暮らしは食事前の手の消毒が義務付けられたくらいで特に変わっていない。

外出支援でも、電車やバスといった公共交通機関を使っての遠出は流石にできないが、すぐ近所にあるスーパーへの買い物はこれまで通り可能だ。しかし、スーパーのレジ待ちの列はいわゆるソーシャルディスタンスとかで間隔を取るように決められていて、レジ打ちの店員との間に透明のビニールが貼られるようになった。そんなこともあってスタッフの方に買い物代行を頼むことが増えた。

こんな状態がいつまで続くのか、暖かくなることでインフルエンザと同じようにウイルスの活動も治ることを願うばかりだ。来月にでも支給される(だろう?)10万円の給付金目当で、何を買おうかAmazonや楽天のサイトを徘徊することだけが楽しみな今日この頃である。


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