筋ジストロフィーという難病とともに生きてきてもうすぐ60年、いわゆる還暦というやつである。還暦には「生まれ変わり」や「新しい生活の始まり」といった意味があるらしい。
だからというわけではないが、還暦を機に新たな生活を始めることになった。具体的には、サービス付き高齢者向け住宅(以下、サ高住)への住替えである。とは言っても、今はまだ入居待ちの状態で、この記事も自宅で書いている。
サ高住への住替えを決めてからネットで様々な情報を探した。ところが、サ高住の経営やスタッフの側からの情報は溢れているのに対して、そこに入居している利用者側からの情報は驚くほど少ないことがわかった。
そこで、このブログでは、サ高住への住替えを決めた訳、入居するサ高住を決めるまでの経緯、そして入居後はサ高住での生活の様子などを書き綴っていこうと思っている。障害のあるなしにかかわらず、将来的にサ高住を含むホームへの入居を考えている方の参考になれば幸いである。